私のこと、知らないくせに。

これ読んで私を知って。したいことをしていきたい。好きなことして好きなひとを笑わせたい

白昼夢

1限の後半、ちょっとうとうとしてたら小さい頃の夢を見た。


祖父母と川で遊んでいる夢。
地元では避暑地としてちょっと有名な渓谷があって、昔よく連れて行ってもらってた。



小さい頃の私は、自分で言うのもなんだけどカワイイ。
色白で髪がくるくるでほっぺがふわふわだったので、天使みたいだねぇって言われてた。
今じゃ見る影もないけどね、、


親戚や知り合いのところにいけばめちゃくちゃ可愛がられ
バスやお店、病院の待合室なんかでも
全く面識のないおじいちゃんおばあちゃんがお小遣いやお菓子をくれるくらいだった。


しかも1人っ子、祖父母にしては父方でも母方でも初孫。


両親は結構厳しかったけど、祖父母には甘やかされてワガママ放題。


たまーに「ママに言うよ!」と脅す真似してきても実際言わないし、なんだかんだワガママ聞いてくれてた。



ある時おばあちゃんが知り合いに対して
「この子(私のこと)は全然ワガママ言わんのよね~」
って言ったんだよね。


「うそやん私ワガママ放題してたやん~」
と思いながらも、
そんな自分に分が悪いことわざわざいうはずもないので黙って見てた。



けど、
思い返せば、前みたいに
「あれ買って!〇〇行きたい!」とか言ってないなぁ~って思った。


そしてそのうち、ほんとになにもワガママいわない子になった。


いつからかわかんないけど、小4くらいのときだったかな、DSが流行った時期があったんだけど


それも自分でお年玉貯めてしれっと買ってたな。



あんまり何も言わないもんだから、最近は
「遠慮しないでいいのよ~困ったこととかあったら何でも言いなさい」
とか言われる。


でもまあ人に頼るのは、なんかくすぐったいような落ち着かない感じする。



世界は自分中心に回ってるとでも言いたげに振る舞う、
あのじゃじゃ馬天使はどこに行ったかな。

あーあ、黒木メイサみたいな顔になったら
いっぱい貢物貰って平気で人を顎で使うようなワガママ女になっても許されてたはずなのに